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2026-06-27 SaaS開発

自社専用SaaSを作るなら「ノーコード」と「スクラッチ開発」どちらを選ぶべき?

1. システム開発における2つの選択肢

企業のDX推進や、新規事業としてB2B向けのSaaS(クラウドサービス)を立ち上げる際、開発の手法は大きく2つに分かれます。

一つは、プログラミング言語を書かずにブロックを組み合わせるように開発する**「ノーコード(No-Code)開発」。 もう一つは、エンジニアがゼロからコードを書いてシステムを構築する「スクラッチ(フルスクラッチ)開発」**です。

「安くて早いノーコードが良いのでは?」と思われがちですが、目的によっては後から作り直し(多大な追加コスト)になるケースも少なくありません。それぞれのメリットとデメリットを正しく理解することが重要です。

2. ノーコード開発のメリットとデメリット

BubbleやKintoneなどに代表されるノーコードツールは、近年非常に進化しています。

メリット

  • 圧倒的なスピードと低コスト: ゼロからコードを書かないため、従来の開発の半分以下の期間と予算で「まずは動くもの(MVP)」を作ることができます。
  • 仕様変更が容易: 画面を見ながらドラッグ&ドロップで修正できるため、リリース直後の「とりあえず試して直す」というアジャイルな動きに最適です。

デメリット

  • 拡張性と独自デザインの限界: ツールが用意している機能やデザインの枠を超えることができません。「このボタンをあと数ミリ動かしたい」「複雑な独自の決済フローを入れたい」といった要望で行き詰まることが多いです。
  • プラットフォーム依存(ロックイン): 万が一そのノーコードツール自体がサービス終了したり、大幅な値上げをしたりした場合、システム全体が道連れになります。ソースコードを自社に移行することは基本的にできません。

【向いているケース】 社内のみで使う簡単な業務ツール、または「まずは市場の反応を見たい」新規事業のプロトタイプ作成。

3. スクラッチ開発のメリットとデメリット

React、Next.js、Pythonなどの最新技術を用いて、エンジニアが一から組み上げる開発手法です。

メリット

  • 無限の自由度と拡張性: 複雑なアルゴリズム、ミリ単位でこだわったUIデザイン、既存のレガシーシステムとの特殊なAPI連携など、「自社がやりたいこと」を100%実現できます。
  • システムの資産化: 作成したソースコードは自社の所有物(資産)となります。ユーザー数が数万人に増えても耐えられるインフラ設計(スケーラビリティ)や、高度なセキュリティ要件にも対応可能です。

デメリット

  • 初期費用と期間がかかる: エンジニアの高度な専門知識と工数が必要になるため、ノーコードと比較して数倍の予算と数ヶ月の開発期間が必要になります。

【向いているケース】 将来的に外部に販売するB2B SaaS製品、独自のコア技術(AIなど)を組み込んだシステム、数十万人規模での利用を想定したシステム。

4. BACKWORKSが提案する「ハイブリッド」な最適解

「スピードは欲しいが、将来的な拡張性も捨てられない」という企業様に向けて、BACKWORKSでは**モダンなフレームワーク(Next.jsなど)を用いた「モダン・スクラッチ開発」**をご提案しています。

ゼロからすべてを作るのではなく、認証機能やデータベースなどの裏側は「Supabase」や「Firebase」といった最新のBaaS(Backend as a Service)を活用し、独自性が必要な画面側(フロントエンド)やビジネスロジックのみをスクラッチで開発します。

これにより、ノーコードに近いスピード感を保ちながら、スクラッチの「拡張性と資産性」を両立させることが可能です。

「自社のアイデアをどちらの手法で作るべきか迷っている」という方は、ぜひ一度弊社の無料相談をご活用ください。技術的なフラットな目線から、最適なアーキテクチャをご提案いたします。

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